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海外でかかる病気
海外に行くと日本にあまりない、いろんな病気があります。
予防接種である程度防げる物もあります。
とりあえずよく聞くものをいくつか。

急性肝炎

A型
潜伏期間は2−3週間
糞便中のウイルスの経口感染。倦怠感、食欲不振、発熱などの強い時期には絶対安静が必要。トイレ、食事以外は寝ていること。食事は炭水化物食新鮮な果物、野菜。タンパク質は牛乳、卵、白身の魚、豆腐など消化しやすい物。

友達で3−4人かかった人を知っている。(ネパールでかかってる人が多い。)まだよく解らない部分が多く特にこれという治療薬はない。(インドではLIVE52と言うアユルベーダの予防薬がある。)最初にまず眼の白いところが黄色くなり、体中に黄疸が出て全身が黄色になる。そのころは体がだるくて動かなくなる。ガンマグロブリンの予防接種が有効とされている。バンコクのシーロム通りのクリスチャンホスピタルでもやってくれる。インドに行く前に行ったことがある。日本でするのよりだいぶ安かった。(日本は高すぎるよね。)肝炎にかかった友達は皆予防接種はしていなかった。


コレラ

コレラ菌を含んだ生水などが口から入り感染する。
米のとぎ汁状の大量の下痢と嘔吐。無尿、意識障害、口渇、けいれん、痛み、体温、血圧の降下。テトラサイクリンなどの薬が有効。コレラの予防接種も6ヶ月間有効と言われるが個人差があり、また必ず予防できるとも限らない。


赤痢

全身違和、食欲不振、腹痛、下痢、発熱。
アメーバ赤痢はよく聞く。うちの妻もなった。(たぶんカルカッタの水道より)だんだん下痢がひどくなって、体力が落ちていく。下痢が治まったりひどくなったりする。便を顕微鏡で覗くと赤痢アメーバが動いてるのがわかる。タイで医者にもらった抗生物質(ビブラマイシン系)を飲んで直った。


マラリア

ハマダラ蚊に刺されて感染する。
4種類あり、三日熱、卵型では48時間毎に、四日熱は72時間毎に、熱帯熱は36−48時間毎に高熱発作を繰り返す。これらの発熱間隔は人により差があります。

ラオスの山奥でかかった友達はどうにかバンコクまでたどり着き、ゼネラルホスピタルに入院してたそうです。熱の発作が起きるまではふつうなのだが、一度熱が出ると42度ぐらいまで一気に熱が出てベットの上でのたうち回ってたと言ってました。
クロロキン、キニーネ、ピリメサミンなどの薬があります。
耳たぶか指先から数滴の採血で検査できます。まあ蚊には刺されないように注意するのが1番の予防法ですが。

デング出血熱

マラリアに似た症状にデング熱というのがあります。
やはり蚊に刺されて高熱が出ます。高熱が出て、体に赤い小さな内出血ができます。老人や小さな子供では死ぬ場合もあります。特効薬はなく、とりあえず熱が下がれば大丈夫だそうです。

私もタイのコ・サメットでかかりました。熱が40度以上出ました。葛根湯を煎じて飲んだら熱が下がり楽になりました。必ずしも効くというわけではなく同じ時にかかった
友達は入院しました。
虫除けスプレー、蚊帳を上手に使いましょう。


こう書いてる私はこのごろは予防接種をしなくなったが。
子供も何もしてないんだけど。

関連サイト
成田空港検疫所ホームページ
外務省海外安全相談センター
いろいろ詳しい情報が載ってます。
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