ハノマンの旅は道連れ HOMEIndia>パラゴンホテル
パラゴンホテル
カルカッタにパラゴンホテルという安宿がある。
(やはり谷恒生が小説にしてる。この人の書き方は好きでないけど)
初めてインドに行った時、泊まったのがパラゴンホテルだった。
だから何も知らなかったからこれがインドという感じ
2階建てで真ん中が吹き抜けになってて感じがいい。
またホテルの従業員も何となくウンクサイけど憎めない感じがいい。
カルカッタはインドの東の玄関、インド旅行の始めか終わりという人が多い。
だからこれからインドを旅をする人が情報を得るには最適の所だ。
または初めての旅行でインドという人は何でも聞きたいだろうし。
インドを旅してきた人が聞きもしないのにいろいろ語ってくれる。
私は2階のドミトリーが明るくて好きだが、なぜか日本人が多い。
だから、ここでこれから旅をする相手を捜すのに都合がいい。
やはりインドは一人で移動は心細い。どうせ宛のない旅をしてる奴が多い。
行く方向が同じなら、多少予定をずらしてでも一緒に行った方が旅も楽だし、ヒマしない。
ここでたくさんの人と知り合った。そう、旅は道連れ。
私の妻と出会ったのもここパラゴンだった。

旅の終わりのカルカッタも良いものだ。
カルカッタは食べ物も美味しいし、インドも最後と思うともうちょっと居ようかとずるずる長くなってしまう。
インドも長く居ると疲れていやになるけど、そのくせ離れるとなると何となく寂しい。
カルカッタからタイに飛ぶ飛行機でなぜかいつも感傷的になってしまう。
もうこの国はいいやと思い離れるのに、なぜかまた来たくなる。
それがインドの魅力。 

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はのまん@沈没旅行者