レンガを55個積み重ねてピザ用のカマドを作りました。上にはBBQ用の焼き網を置き、その上にレンガを乗せました。新聞紙と薪を敷き上に炭を乗せて火を着け火入れ式。
火の神様、大地の神様、そして料理の神ムゥー大明神にお祈りを捧げました。美味しいピザが出来ますように!!お酒を置こうと思ったけど、もったいないからお水で我慢してね、神様達。 |
さあ、カマドの火入れ式が終わった次の日、早速ピザ作り。まずはピザソース作りから。トマト缶だけでも良いのだがそれだけでは美味しくないので玉ねぎ、人参などの野菜を加えて少し煮込む。甘みと味の奥行きが出てくる。これはママの担当。
実はこの前、妻の通っているyukikinaさんのイタリア料理教室のピッザ作りコースに私が行って来ました。その時に教えてもらった作り方で作っています。
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生地の準備。
薄力粉に、水、ドライイースト、オリーブオイルなどを加えてひたすら練る。しかしこれは娘、真奈里がやるので私には手出しさせてくれない。嬉しいやら寂しいやら。タダひたすら練り続ける。発酵しすぎはいけないけど、練るのはたくさん練った方が良い。
アメリカ風の生地の厚いピザなら強力粉で作るが、
イタリア風の薄いパリパリピザなので薄力粉だけ。
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1時間ほど発酵させた後、適当な大きさに切り分け、くっつかないように打ち粉をし、平らに伸ばす。切り分けた生地は乾かないように表面にオリーブオイルを塗っておく。粘土遊びの感覚で子供達が楽しむ。餃子の皮作りで慣れているから私はまた見ているだけ。変に手を出すと子供達に怒られてしまう。
生地を薄く伸ばさないでオリーブオイル、塩、ローズマリーで焼くとイタリアのパン、フォカッチャが出来る。 |
オーブンペーパーの上に生地を乗せる。表面にオリーブオイルを塗り、トマトソース、チーズなど自分の好きな具をのせる。子供達はイカとタコがお好み、しかしモッツァレラチーズは好みではない。
日本でチーズはプロセスチーズが主流。しかしやはりナチュラルチーズの方が絶対美味しい。長いのは私の好きなグリィエールチーズ。パルメザンチーズも塊のを削って使う。よく売っている市販の粉末チーズは美味しくない。 |
カマドの方も炭の表面が白くなり、中の温度もだいぶ高くなってきた。よし、準備完了。中に入れるとチーズが溶ける、生地に焦げ目が付いてくる、良い香りが辺りに漂う。もう外は夜、寒いけどここの前だけは暖かい。あまりふたを開けていると温度が下がる、ベニヤ板にアルミ箔を張った物でふたをする。なかなか温度調節が難しい。 |
これは私のピザ。スライスしたジャガイモと玉ねぎ、モッツァレラチーズを乗せ、パルメザンチーズをたっぷりかける。
こうしてみんなそれぞれが作ったピザを
マンジャーレ、いったっだっきまーす!
初めてカマドで作ったけど、なかなか美味しかった。
みんなで作ったから楽しく美味しくできたのが一番?
作って思ったけど、上に具をたくさん乗せるアメリカ風だと具に火が通りにくいので焼くのに時間がかかる。その為生地が薄いと生地に先に火が通りすぎるため、強力粉の厚い生地になったのだろう。子供達のイカやタコは火がとおりずらかった。イタリアのピザはシンプルなのが多いと聞いた。 |